出世払い型奨学金とは?デメリット・メリットや親の年収条件も調査!

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出世払い型奨学金とは?デメリット・メリットや親の年収条件も調査!



2023年3月25日、自民党の茂木幹事長は東京都内の街頭演説で、出世払い型奨学金制度を拡充する方針が「異次元の少子化対策」のたたき台に盛り込まれるとの見通しを示しました。

この記事では、出世払い型奨学金とはどのような制度なのか、またデメリットやメリット、親の年収条件によっても奨学金の支給額や返済条件が変わってくるのかについても、詳しくわかりやすく調べました。奨学金を検討している人や奨学金について気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

早速本題に入っていきましょう。

出世払い型奨学金とは?


出世払い型奨学金(卒業後拠出金方式:J-HECS)とは、在学中は授業料を支払わずに卒業や終了後に所得に応じて返済する制度です。
現行では高等教育の負担軽減策として、大学院修士課程を対象に2024年秋から導入されることが決定しています。

今回の茂木幹事長の発言はこの制度を大学などにも適用できるように検討するものだと推測されます。

外国に目を向けてみると、例えばオーストラリアは1989年から「HECS(ヘックス)」という所得連動型の返済方法(出世払い方法)を導入しています。

子供一人当たりの大学までの教育費は1,000万円程度という試算もあります。
経済的理由で優秀な人材の教育機会を無くしてしまうことは国益にも反する事なので、早急な検討を望みます。


情報元:毎日新聞 公式サイト      https://mainichi.jp/articles/20230325/k00/00m/010/177000c
    第一生命経済研究所 公式サイト https://www.dlri.co.jp/report/ld/230724.html

出世払い型奨学金とは?デメリット・メリット

出世払い奨学金のデメリット



出世払い奨学金制度のデメリットをまとめてみました。

  • 教育ローンであることに変わりはない。
  • 大学側の独自学費減免制度の縮小が懸念(学費が増える可能性)
  • 既に同様の制度がある。


情報元:yahooニュース https://news.yahoo.co.jp/byline/murohashiyuki/20211007-00259687

出世払い奨学金のメリット


出世払い奨学金制度のメリットをまとめてみました。

  • 在学中の負担が少ない。(入学金+授業料を支払う必要がない。)
  • 所得連動型で返済が可能(年収が低い年は負担を減らせる)


デメリット・メリット共により議論を深める必要はあると思いますが、根本的には日本の教育費の家計に対する高負担構造にあります。チャンスは平等にするためにも抜本的に教育費を下げる方向での議論が必要だと思われます。

出世払い奨学金を利用する場合の親の年収条件は?




出世払い奨学金は貸与型奨学金の一つなので親の年収が1,000万以上でも利用できます。

また、出世払い型奨学金制度を大学など拡充する場合も同様と推測します。

ちなみに奨学金利用は下記のような実態があるようです。

日本学生支援機構の「令和2年度学生生活調査」によれば、奨学金を受給している大学生のうち約6%は世帯年収が1000万円以上でした。 ちなみに、同調査では大学(昼間部)に通う学生の約半数が何らかの奨学金を利用しているという結果も出ています。

引用元:ファイナンシャルワールド 公式サイト https://financial-field.com/income/entry-158009#:~:text=%E7%B5%90%E8%AB%96%E3%81%8B%E3%82%89%E8%A8%80%E3%81%86%E3%81%A8%E3%80%81%E5%B9%B4%E5%8F%8E,%E7%B5%90%E6%9E%9C%E3%82%82%E5%87%BA%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

まとめ


今回は出世払い型奨学金について

◆ 出世払い型奨学金とは?
◆ 出世払い型奨学金のデメリットとメリット
◆ 出世払い型奨学金利用の親の年収条件

について推測を交えてまとめてみました。
まだまだこれからの制度ですが、日本の教育制度の未来にとって重要な制度なので新しい情報が判り次第追記していきます。

最後までお読み頂きありがとうございました。